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特派員コラム③

ヴィンテージウイスキー

 

 日経平均がバブル後の最高値を更新し、一部のタワマンではバブルの様相を呈しています。戸建てについても同様に、巣篭もり需要やリモートワークの定着で、「都心の建売」、「郊外の分譲地」に注目が集まっています。

 こうした好景気?の時には、勢いだけで「投資」をしないよう、注意が必要です。特に家は人生最大の買い物ですから、返済の計画が大切です。特にお子様がいる世帯は、高校生から大学生になるタイミングで、ピークを迎える教育費など、様々な支出を考慮しなければなりません。もちろん背伸びのしすぎは禁物ですが、「安かろう悪かろう」の選択にも気を付けたいところです。

 私の友人は30代の営業主任時代に家を建てました。20年たった今、営業部長になった彼は、当時「安さだけを追い求めて住まいを購入したこと」を後悔しています。

 モノを見る目や趣味が、年齢や立場と共に変わったんですね。これが、一生の買い物である、家を買う際の一番難しいところです。

 「背伸び」はダメ、「安かろう悪かろう」もダメ、ギリギリだけど手が届く「つま先立ち」のイメージで資金計画をしてみる事をオススメします。

 そして実態経済とかけ離れたマネーゲームにも巻き込まれないよう、冷静な判断を忘れないでください。ちなみに、巣篭もりとハイボール人気が相まって、ヴィンテージウイスキーも投資の対象となってきているようです。こちらの方は妙に納得してしまいます。

カナスム特派員