8社の実例集をまとめて申し込み 8社の実例集をまとめて申し込み

特派員コラム⑳

住宅のカタチが変わる時

 

 新型コロナウイルスとの戦いが長く続く中で、暮らし方や住宅のカタチも大きく姿を変えています。在宅ワーク、リモート授業、リモート飲み会(外食の減少)など、徐々に浸透した事ではありますが、数年前を思い浮かべると生活が激変しました。

 そんな中で、特に顕著なのが「リビング」のあり方です。今では各住宅メーカーや新築マンションは家族の集まる「リビング」を特に重要視していますが、広いだけではなく、仕事、遊び、食事、趣味などができる、家族が自然と集う空間となるよう、提案することがトレンドとなっています。

 設計時のポイントは、単に帖数や平面的な広さにこだわるのではなく、縦方向の空間設計、例えば吹き抜けや段差付のソファースペース、テラスへ繋がるピロティなどの半屋外空間などで、“縦に立体的なリビングを設計する事”です。

 想えば、住宅は江戸時代から令和に至るまで、生活や文化、職業、家族構成と共にあるべき姿を変えてきました。令和の新型コロナウイルスがもたらした、新たな暮らし方は住宅のトレンドを大きく変えるきっかけになったわけです。

 次に住宅のカタチが変わるときも、きっと世の中が何か大きな変化を余儀なくされた時かもしれません…

カナスム特派員