室内に潤いをもたらすグリーンアイデア①
2024.11.17
“おうち時間” のあらゆるシーンで、さりげなく心を癒してく
れるのが植物の存在です。陽光を受けて鮮やかさを増す緑、床に落ちる光と影。そうした情景は暮らし
に心地よさをもたらしてくれます。また、空間ごとに上手にグリーンを飾ることで、インテリアもより
一層魅力的なものになります。そこで、どこにどんな植物を、どんな鉢で配置すれば空間として効果的
か。そのポイントやアイデアを部屋ごとにご紹介しましょう。
吹き抜け空間には、背の高い植物で木陰と潤いを
南向きの吹き抜けが広がるダイニング。背の高いエバーフレッシュの鉢を置くことで、日差しを受け止
めた葉の鮮やかな緑が、室内全体に明るい印象を与えます。鉢も大きな物が必要ですので、マルチング
(土隠し)にウッドチップやヤシファイバーを用いるほか、根元にアイビーやポリシャスなどの小さな
鉢を添え置くのも素敵です。食卓やキッチンカウンターには小ぶりの鉢を配置。
自然と目が引きつけられます。
直線の多い室内を植物の曲線でソフトに
建築は水平垂直が基本。室内も直線が多くなりますので、コーナーなどにソフトな曲線を描く植物を置
くと、雰囲気もグッと柔らかなものに。写真の例では、リビングには幹のカーブが楽しいツピダンサ
ス、畳スペースの床の間には和洋にマッチするアマゾンオリーブ、趣味を楽しむカウンターには葉の形
状がユニークなビガクシダ(コウモリラン)などをチョイス。
インテリアのアクセントにもなっています。
協力:(株)北本グリーンセンター