固定資産税と都市計画税【お得に支払うために気を付けること】

固定資産税・都市計画税は、土地や建物などの不動産を所有している方は必ず納めなければならない税金です。とは言っても、毎年支払い続けるとその金額も相当な額になりますから、少しでもお得に支払いたいと思う方も多いのではないでしょうか？

そこで、固定資産税・都市計画税についてお得に支払うために気を付ける点を3つご紹介します。

●支払期限内に支払う

支払期限を過ぎると延滞金が発生することがあります。延滞金の加算率は、納期限の翌日から1ヶ月以内で年2.5％、1ヶ月以上を過ぎると年8.8％（令和3年の場合）です。延滞金が課されないよう、早めの納付を心掛けましょう。

　

●クレジットカード払いにする

クレジットカードで納税すれば、支払い額に応じてポイントが還元されます。ただし自治体によってシステム利用料がかかる場合もあるため、まずは利用料を自治体に確認して、実際にいくらぐらいお得になるのか計算してみましょう。

　

●災害があった場合は減免がある場合も

震災や風水害など災害にあった場合は、納付期限の延長や減免といった特例措置が受けられることがあります。ただし、災害の規模によっては、自分で申請をしないと特例が適用されないなど、自治体ごとに減免の適用条件はさまざまです。万が一被災した際は、自治体の税務課に問い合わせて、指示を仰ぎましょう。

　

ご不明点ございましたら、税理士までご確認ください。

（東京地方税理士会　嶋田一郎）