家事効率アップ 第3弾「料理」「洗濯」「片付け」効率よく行う
2024.10.15
快適な暮らしを支える家事の3 大要素といえば、「食事をつくる」「洗濯をする」「片づける」です。
共働き世帯が増えている中、住まいづくりで注目を集めているのは「家事ラク」な間取りです。
そこで、機能的な家事動線や使い勝手の良い収納など、
日常の「家事ラク」をサポートするための間取りのアイデアをご紹介します。
家族が集まる料理がしやすいオープンキッチン
料理がしやすいキッチンにするには、キッチンカウンター、キッチン家電、
パントリーなどをコンパクトにまとめることがポイント。
冷蔵庫から食材を取り出したり、食料品やペーパー類をストックしている場所へ取りに行ったり、
料理にはたくさん動きが伴います。キッチン周りにすべてをまとめることで、スムーズな動線を確保す
ることができ、時短につながります。さらにキッチンからダイニングテーブルへの配膳には、家族がお
手伝いしやすいオープンキッチンがオススメ。ぐるりと回遊できるアイランドキッチンは自由に行き来
ができ、常に家族を見渡せるため、お子様もお手伝いがしやすくなります。また、バスルームやランド
リーなどの水廻りもキッチンに隣接させれば、料理の合間にお風呂の用意をしたり、洗濯機をまわすこ
とができ、さらなる家事効率のアップにつながります。
ひとつの場所で洗濯作業が完結するランドリー空間
毎日する洗濯は、洗って干してたたんで片づけてと作業が多岐にわたり、もっとも移動が必要な家事の
ひとつです。家事動線をスムーズにするには、洗う場所から片づける場所までを最短距離にするのがポ
イントです。ランドリールーム内に室内干しやアイロンがけができるスペースを設ければ、時間や天候
を気にする必要もなく、洗う・干す・乾かす・取り込む作業が一箇所で完結します。また、ランドリー
ルームから一直線の位置に、ウッドデッキやバルコニーを設ければ、外干し作業もラクになります。さ
らに干す作業をもっと軽減したい場合には、短時間で乾くガス衣類乾燥機などの設備を取り入れるのも
良いでしょう。