インテリアに映える階段コレクション①
2024.11.02
住まいの階段は近年、そのデザインも存在感も大きく変化しています。
それまでは上下階を移動する通路として考えられ、空間に影響しないよう配置され、
なるべく省スペースで設定されるケースが多くありました。
しかし現在は、LDKのオープンスタイル化や、リビング階段、吹き抜けの採用などによって、階段は、
間取りを考える上で重要なインテリアアイテムになっています。
間取りの都合で玄関ホールに設けたり、家族のつながりを考慮してリビングに設けたり、
階段スペースを吹き抜けにして光の通り道をつくったり。
そうした暮し方にあった階段のあり方を素敵な実例を通してご紹介します。
玄関ホールを個性豊かで印象的な空間に
お客様を迎えたり、外出前や帰宅の際に一息ついたり、毎日出入りする玄関ホール。
玄関ドアを開けた瞬間に気持ちがリラックスできるように、
玄関を美しい空間にしたいと思う人も多いでしょう。玄関ホールに設ける階段は、空間にアクセントを
与え、住む人の個性を感じるエントランスを演出します。
木彫の壁とチェストにモダンデザインの階段を組み合わせれば、全体がアクセントウォールとなり、
訪れた人の目を楽しませてくれます。また、折り返しのあるオブジェのようなデザインの階段は、
玄関ホールに先鋭的な印象をもたらします。他にも、コンパクトな玄関ホールなら、スタイリッシュな
スケルトン階段が空間のフォーカルポイントとしてインパクトを与えてくれます。
このように階段の設え方によって、わが家ならではの景色を感じられるオリジナルの空間が生まれます。