インテリアに映える階段コレクション②
2024.11.03
階段まわりのプラスアルファ活用法
リビング階段などを設けると、階段下にスペースが生まれます。シンプルな階段なら、あえて何も置か
ずに空間を広々と感じさせる効果もありますが、そのスペースを有意義に活用してみてはいかがでしょ
うか。例えば、庭の景色を取り込む大きな窓を設ければ、内と外が一体化して奥行きが感じられ、
上り下りするたびにワクワクする美しい空間になります。また、幅を取りがちな観葉植物も階段下なら
スッキリと収まり、間接照明などと合わせれば、ホテルのような上質な空間が出来上がります。日当た
りの良い階段であれば、アートや彫刻などを飾り、ちょっとしたギャラリーにも。リビングとは別のプ
ラスアルファのくつろぎスペースになりますね。
吹き抜け空間には、軽やかで開放感が感じられるスケルトン階段がおすすめです。
スケルトン階段とは、普通の箱型の階段と違い、蹴込板や手すり部分の壁がありません。
デザイン性が高いうえに圧迫感がなく、光を取り込みやすいスタイルの階段です。光の通り道となり、
日が当たった時、影になった時、様々な表情を見せる魅力的な空間でもあります。踊り場を設ければ、
目線ごとに景色の変化も感じられ、空間全体に軽快な印象を与えてくれます。どこに設置するかや、
窓との位置関係を考えることで、季節や時間帯によって新しい雰囲気を楽しませてくれます。